太氣至誠拳法について

意拳創始者王郷斉から外国人として唯一人その技を学んだ日本人武道家である澤井健一先生が、日本で教授するにあたって名乗ったのが太気至誠拳法である(通称太気拳)。
その名称は「至誠天に通ず」に由来する。

稽古方法は、立禅により気を練り、揺り、練り、這いといった基本動作の練習のほか、素手、素面による組み手を繰り返して技を磨く。
型練習を中心とする当時の日本の中国武術界においては異色の存在である。